9月公演舞台『Transit~an echo chamber without noticing~』出演者募集
はじめに
はじめまして。
当公演の代表・脚本をつとめます、菅原浩之です。
舞台『Transit〜an echo chamber without noticing〜』では、2026年9月の上演に向けて出演者を募集します。
僕たちは、昨年ようやくはじめての公演を行ったばかりの、まだできたての団体です。
大きな実績があるわけでも、すべてが整った環境があるわけでもありません。
だからこそ、この作品をただ「出演する場」としてではなく、
一緒に考え、一緒に試し、一緒に立ち上げてくれる俳優の力を必要としています。
脚本に書かれた言葉をなぞるだけではなく、
登場人物がなぜそう言うのか、なぜそうするしかなかったのかを、
稽古場で一緒に探っていきたいと思っています。
まだ若い団体だからこそ、
作品も、稽古場も、公演そのものも、関わってくださる方と一緒につくっていくものだと考えています。
この作品に興味を持ってくださった方、
人物の弱さや矛盾を丁寧に見つめることに面白さを感じる方、
未完成な場所に、自分の力で何かを持ち込んでみたい方と出会えたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
作品概要
「Transit」は、思い込みが激しく、自分の善意だけで突っ走り、周囲に迷惑をかけ続けた女の不謹慎な葬儀と、その記憶を巡る旅を描いたブラックコメディです。
葬儀に集まった人々は、故人を静かに悼むどころか、生前のみやこの迷惑エピソードを語り合い、どこか不謹慎に笑い合っている。
その最中、棺の中で突然目覚めたみやこは、自分がなぜ死んだのかを思い出せないまま、死後の案内人である“オカマ”と出会う。
みやこは「誰が私を殺したのか?」を知るため、参列者たちの記憶の中に飛び散った”他人の記憶の中の自分”を拾い集める旅に出る。
しかし、記憶の中で見えてくるのは、誰かを救おうとするみやこの善意が、相手の声を踏み潰していったという事実だった。
残された人々は、それぞれの解釈で自分を正当化し、都合のいい形でみやこを語り直していく。
他人の中に残された自分を探す旅は、やがて、自分という存在が他人の解釈の中で消化され、少しずつ消されていく過程に立ち会う旅へと変わっていく。
本作では、みやこが最後に選び取る”答え”を通じて、存在価値を失うことへの恐怖、自分の内側に閉じていく心、そして本当に他者を理解するとはどういうことなのかを描きます。
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公演概要
作品名
舞台『Transit〜an echo chamber without noticing〜』
会場
シアター・バビロンの流れのほとりにて
〒114-0003
東京都北区豊島7丁目26−19
日程
小屋入り:2026年9月3日(木)
本番:2026年9月4日(金)〜9月6日(日)
各日昼夜公演予定
全6公演予定
稽古日程
2026年6月27日(土)より稽古開始予定
以降、毎週土日13:00~18:00
稽古場所
東京都内
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募集役柄予定
佐野みやこ
本作の主人公。
自称シンガー。
思い込みが強く、行動力の塊。
情熱のままに動き、周囲に迷惑をかけるが、本人に悪意はない。
死後、オカマと共に、他人の記憶の中に残された自分を巡る。
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オカマ
死後の案内人。
亡くなった人を、生前の行動選択に見合った場所へ案内する存在。
仕事に疲れており、刺激を求めている。
軽口を叩きながら、みやこの旅を半ば呆れ、半ば面白がりながら見届ける。
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葉山悟
売れない役者。
役者を夢見て上京したが、キャリアについて不安を抱えている。
父親とは喧嘩したまま死別しており、そのことをきっかけに劇中劇『父との邂逅』を書いている。
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篠田啓介
過去に役者を目指していたが挫折し、現在はバーを経営している。
みやこや周囲の人々が集まる場所の店主。
人当たりはいいが、どこか逃げ癖やずるさもある人物。
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佐藤千香
大学卒業後、アルバイトをして生活している。
歌手に憧れながらも自信を持てず、まだ人前で歌うことができていない。
みやことの関わりを通して、物語の重要な場面に関わっていく。
歌唱シーンあり予定。
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高瀬由結
売れない歌手。
自信を失っており、惰性で歌手活動を続けている。
千香をかわいがっている。
ライブシーンあり予定。
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中村亨
母子家庭で育つ。
皮肉な物言いが多い。
千香の大学時代の同級生。
葬儀の場やバーで、みやこの迷惑さをかなり遠慮なく言葉にする人物。
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西野まり
当たり障りなく、融和的で、空気の読める人物。
千香の大学時代の同級生。
場を丸く収めるような言葉を使いながら、会話の流れに関わっていく。
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応募資格
18歳以上の方
性別・経験不問
稽古、本番に責任を持って参加できる方
毎週土日の稽古に70%以上参加可能な方
小屋入り、本番期間に参加可能な方
作品づくりに誠実に向き合える方
事務所所属の方は、必ず所属先の許可を得たうえでご応募ください。
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歓迎する方
会話劇が好きな方
群像劇が好きな方
ブラックコメディに興味のある方
葬儀の場で生まれる不謹慎な笑いやズレを面白がれる方
人間の善意と迷惑さが同時にある人物を演じてみたい方
歌唱経験のある方
台本を読み込み、人物について考えることが好きな方
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オーディション形式
WEB面談
台詞審査
※課題台本は事前送付または当日配布予定です。
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応募方法
下記内容をメールにてお送りください。
件名:『Transit』出演希望
本文:
①氏名
②ふりがな
③年齢
④身長
⑤電話番号
⑥メールアドレス
⑦所属の有無
⑧演技経験・舞台経験
⑨歌唱・ダンス・楽器・身体表現などの経験
⑩希望する役、または興味のある役
⑪オーディション希望日
⑫稽古NG・本番期間の参加可否
⑬応募動機
⑭写真2枚添付
・バストアップ
・全身
宛先:les.gones.lyonnais1980@gmail.com
※48時間以内に返信がない場合は、お手数ですが再度ご連絡ください。
※事務所所属の方は、必ず所属先の許可を得たうえでご応募ください。
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報酬・チケットについて
チケットノルマ:なし
出演料:チケットバック制
チケットバック:6枚目以降1枚1000円
※条件については、出演決定前に必ずご説明し、双方合意のうえで参加を決定いたします。
※不明点は応募前、またはオーディション時にご確認ください。
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おわりに
『Transit〜an echo chamber without noticing〜』は、佐野みやこという一人の女性の葬儀から始まる舞台作品です。
その葬儀に、重苦しい悲壮感はありません。
むしろ、どこか不謹慎で、軽く、笑いが起きる。
参列者たちは故人をきれいに悼むのではなく、みやこの迷惑さや騒がしさを語っていきます。
そこから、死んだはずのみやこ本人が、死後の案内人であるオカマと共に、他人の記憶の中に残された自分を巡っていきます。
うるさくて、めんどくさくて、でも、ちょっと愛しい。
そんな人の話です。
この作品の空気に興味を持ってくださる皆さまのご応募をお待ちしております。
【ハラスメント防止対策ポリシー】
本公演では、参加者が安心して創作に向き合える稽古場づくりを大切にします。
暴言、恫喝、人格否定、差別的な言動、立場を利用した強要、性的な言動、望まない身体的接触など、相手の尊厳や安全を損なう行為は認めません。
演出上、身体的接触や心理的負荷の高い表現が必要となる場合には、事前に内容・目的・範囲を説明し、本人の同意を確認したうえで進めます。
不安や違和感がある場合は、いつでも相談・変更を申し出ることができます。
未成年者が参加する場合は、保護者への説明と同意確認を行い、稽古時間や連絡方法、身体的接触を伴う場面について慎重に対応します。
トラブルや不安が生じた場合には、主宰者・制作担当者に相談できる体制を設けます。
強い作品をつくることと、誰かを傷つけることは同じではありません。
相互の尊重を前提に、創作の強度と安全な環境の両立を目指します。
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※ご利用についての注意事項・ハラスメントに対する対応について。
掲載者情報
| 担当者 | 菅原 浩之 |
|---|---|
| お問い合せ先 | les.gones.lyonnais1980@gmail.com |
| その他情報 |