【マイズナーテクニック長期クラス】The Impulse Company Japan Modular Year Long Course
Moment Explorers Collective
~A Training Space for Actors Where Impulses Open New Possibilities
瞬間を探検する集団
〜 衝動が新しい可能性を広げる、俳優のトレーニングのための場
【このコースの概要】
ロンドンのThe Impulse CompanyのModular Year Long Course(創立者・芸術監督:Scott Williams)と同質のマイズナーテクニックのトレーニングに集中的に取り組みます。最終的に台本を使って、学んだテクニックを活かしてをシーンを探求します。
The Impulse CompanyのScott Williamsは、マイズナーテクニックを21世の俳優にとってより有効なテクニックにするために、テクニックをさらに5つの段階に絞り、本質的なものにしました。
このコースでは学んだことを生かしやすくするために、最終的な発表はより発展させて実際の現場に近い形で行います。
【このコースでは3期に分けます】
Module 1. Living Truthfully
「真実をもって生きる」ではマイズナーテクニックの基礎となるリピテションエクササイズを通して相手を観察する力と、衝動のままに反応する力を鍛えます。演技に必要不可欠な「筋肉」を鍛える基礎で、バレエのバーレッスンにあたるものです。
「衝動のままに反応する」のは、その人が身につけた社会性や礼儀正しさなど自分を制限しているものを一旦外さなければなりません。そして相手のすることを全部そのまま受け取らなければなりません。チャレンジングですが、これらができるようになると反応の幅が広がり、演技の可能性が格段に増します。
このプロセスで「今この瞬間、ここにいる」ことができるようになります。舞台でも映像でも演技をするうえで必要な基礎です。
Module 2. The Set of Given Circumstances
「与えられた状況設定」では、状況設定のなかで自分自身を駆り立てるものと、そのなかで相手と関わる技術を探求していきます。役を演じる前に自分自身を使って、フィクションの世界を生きるために必要な技術を構築していきます。
Module 3. State of Aliveness
そしてこれまでの基礎を土台として、台本分析を行ったうえで実際にシーンを演じます。最終的にシーンスタディを発表する予定です。
このクラスはマイズナーテクニックが主ですが、参加者の段階に応じて、衝動的に反応する力や俳優として相手と関わる技術を磨くために、身体を動かすエクササイズや即興も実施することがあります。また、特別講師によるレッスンも予定しています。頭で考えて演技しがちな方、用意したプランをやろうとしてしまいがちな方、相手を受け取ることや即興が苦手な方が自分の衝動や直感をより信じやすく、状況設定のなかで生きやすくするために後押しします。
稽古場では、技術的なことに加えて環境づくりを大事な要素としてファシリテートしています。毎瞬間、真実の状態で他者と関わることは、勇気と高い集中力の要ることです。だからこそ俳優が自分のことを心配しなくても良いと思える安全な環境が必要です。失敗もできるポジティブな環境で、のびのびと自分の演技を探求するためにチャレンジしてもらうことを心がけています。
芸術のために他者へのリスペクトがあるのではなく、本来ならば両者は不可分なはずです。「芸術のため」であれば人間性を蔑ろにしてもいいという、ハラスメントが横行する業界のこれまでの悪しき風潮は否定し、芸術や演技を探究するより良い場を広げていく流れの一つとなりたいと考えています。
【講師からのメッセージ】
マイズナーテクニックは今や新しくもなく、色んなところで学ぶことができる演技術です。やり方・教え方も様々で、それぞれの俳優が求めているものと合うものが一番だと思います。
このクラスではその様々なやり方のなかでも「相手」を第一にしたやり方をとり、ただでさえ自分に関心のある、俳優という生き物をさらに内向きにさせる要素をなくし、俳優として不可欠な土台となる技術を磨いていきます。それによってよりその瞬間目の前で起こることに即した、なおかつ台本にも即した、真実味ある演技を手に入れます。
週3コマ×25週。これはたとえば週1回と違って、感覚が薄くなる前にまた次のチャレンジができて、技術を着実に積み重ねていくのに最適な頻度と必要な期間です。演技は才能が全てではなく積み重ねによって習得可能な技術であるからこそ、継続的な鍛錬と探求ができる質の良い環境が重要になってくるのです。また、長期間なので仕事やオーディションで多少のNGがあっても十分トレーニングする時間が確保できます。(週あたりのコマ数は変動することがあります)
前回Modular Long Year Courseを初めて開催し、俳優たちが技術を確実に積み上げていくことができました。参加者同士お互いから学び、刺激を受け合ってグループで成長と発見をしていく豊かなトレーニングの場となりました。
また、学びをサポートするために期間中ワークのことなどを講師と1対1で話すことができる機会を設けました。(希望者のみ。オンラインで)
このクラスのテーマを「Moment Explorers Collective」としたのは、演技において重要な「瞬間を生きる」ことを探求していく集団(そしてそこでは経験や年齢などに関わらず皆が対等でお互いにリスペクトを持っている)でありたいという理念があるためです。
未知に飛び込み、どこに行くか分からないということも含めて、一緒に楽しみ、探求していきましょう。
【このワークショップを受けるメリット】
・ポジティブで安全な環境のなかで失敗や批判を気にせず挑戦でき、自分のために演技を探求することに集中できる。
・予定調和から離れ、常に「今、ここ」にいられるようになり、相手とのつながりが強い俳優になり、存在感が増す。
・相手を受けた演技ができるようになる。演技に即応性・柔軟性が生まれる。
・演技を邪魔する自意識から離れる術を見つけられる。
・俳優として扱える反応の幅を広げられる。
・俳優としての自由度が上がり、個性が見えてくる。
・自分の直感や本能をより信じられるようになる。
・学んだテクニックを実際にシーンスタディで実践できる。
・終了後は毎月開催のリピテション会やシーンクラスに参加することができます。「俳優としてベースとなる技術を継続的に磨く場」が得られます。
【対象】
・俳優
・新しいものを吸収し向上するために真摯にチャレンジする意志のある方。
申し込みを受けてからオンラインでの面談を実施します
【日時】
◾️2025年10月1日から2026年3月16日まで
⚫︎Module 1
・10月1日、2日、5日、8日、13日、15日、16日、19日、22日、27日、29日、30日
・11月2日、5日、6日、9日
⚫︎Module 2
・11月24日、26日、27日、30日
・12月1日、4日、8日、11日、15日、18日、22日、23日
・1月6日、8日
⚫︎Module 3
1月12日、15日、20日、22日、27日、29日
・2月10日、15日、17日、22日、24日
・3月2日、5日、8日、10日、11日、12日、16日
⚫︎10:15~16:15、または13:00~16:00
⚫︎午前午後またぐ日は昼休憩あり
※スケジュールは現時点のもので、状況により変更する可能性があります。
NG、遅刻・早退は基本的に可といたします。オーディションや稽古、撮影と重なる等、ご相談ください。(3月12日、16日は除く)
※職業上つきものである急なスケジュールの変更に対してなるべく柔軟でありたいと考えています。万が一、新たな仕事のためにクラスを継続するのが難しくなった場合は、Moduleを単位として、次回以降の開催時に編入して継続することも可能です。
【会場】
最寄り:東高円寺駅のスタジオ、曙橋駅/四谷三丁目駅のスタジオ
(状況により変更する場合があります)
【受講料】
65,000円 / 1 Module
【割引】
・一括払い:5,000円引き(3 Module 一括払い)
・リピーター割引: 5,000円引き
2025年以降に西村壮悟によるワークショップに参加したことがある「リピーター」の方対象
・早期割引: 5,000円引き
8月10日までにお申し込みをされて受講料をお支払いの方(分割の場合は、初回のお支払い)
・スコットWS割引: 5,000円引き
2025年以降のスコット・ウィリアムズWSに参加したことがある方対象
※併用可(リピーター割引とスコットWS割引は併用できません、片方だけとなります)
※全部のModuleを受講する場合のみ、一括払い割引、早期割引、スコットWS割引が適応されます。一部のModule受講の場合に適応可能なのはリピーター割引だけです。途中で一部のみの受講に切り替える場合も差額を頂戴することになります。
【分割払いも可能です】
3回、6回など
※手数料が若干プラスされます。
※分割払いの場合、初回のお支払いは、お申し込みから2週間後までにしていただきます。
金銭的なハードルをなるべくなくしたいと考えていますのでご相談ください。
【参加お申し込み方法】
以下のフォームからお申し込みください
https://forms.gle/KbWatpnUMSKAAwCs5
オンラインで簡単な面談を実施します。
(ある程度の期間のコースですし、事前にコースについての説明や参加動機のお話をさせてください)
その後参加費をお支払いいただき、ご入金の確認が取れた時点で、ご参加が確定し、参加枠が確保されます。
※お申し込み後、2日以内に
so5246ra@gmail.com
よりお申し込み完了のメールをお送りします(迷惑メール設定で弾かれないようにしてください)。万が一、3日経ってもメールが届かない場合はお手数ですが上記のメールアドレスへお問い合わせください
【キャンセルポリシー】
9月1日までのキャンセルは、ご入金いただいた受講料全額返金。事務手数料1000円を差し引いて返金いたします。
なお、9月1日以降の返金はいたしかねます。万が一スケジュールの変更により参加が不可能になった場合は、次回以降の受講料に充てるなどの対応といたします。
【定員】
14名程度
最少催行人数を6名とさせていただきます。参加者が6名以下の場合は各日の時間を短縮、または開催日を縮小、あるいは開催をキャンセルさせていただく可能性があります。
【これまでの受講者の感想】
「マイズナーテクニックへの信頼感が増すと同時に、頭でやる演技を改めて楽しむことや、自分の感性の外からやってくる表現を受け入れることができるようになり、訓練はもともと自分のなかにあるものを再発見する道のりだということが、実感を伴って理解できた気がしています。作業と準備は、やることと考えることは増えましたが、予想したほど大変ではありませんでした。観ても演っても毎回発見があって、限界値を更新するような瞬間もたくさんあったからだと思います。あの回数やったことは静かな自信になっています。
モノローグやシーンについては、テキストの構造的な補助線を引きつつ、俳優が自分で発見するための余白を残してもらえて本当にありがたかったです。書かれたことに則しながら、自分の身体がどう反応して、なにが湧き上がってくるかに集中できました。あれがいちばん求めていた体験かもしれません。最後に発表があるのも、じゃあ本番、となったときの習慣まで再認識・更新する機会になって、なんとも贅沢でした。」
「一緒に参加したみんなが素晴らしかったというのがとにかく1番の感想です。
みんなの毎回のトライに数限りなく胸を打たれました。人間って本当にいろんな顔や声を持ってるんだなぁと改めて気付かされましたし、みんなのワークを見ていると演劇ってやっぱり面白いんだ!と思わせてもらえて、毎回通うのがとても楽しみでした。
自分がクラス中につけていたノートを見返したら、最初から最後までほぼ同じことが書いてあり、(どこかでも言いましたが)半年間で少しでも成長できてるのかなあと疑わしいのですが、相手に本当に夢中になっている時の身体の状態が何となくわかってきている気がしています。課題はたくさんあるけれど、筋肉は裏切らないという言葉通りに、このクラスが少しでも身になっていると信じたいです。」
「ワークについては、相手を観察して相手からくる衝動に従うことで自意識を少しずつ手放して、自意識との付き合い方がわかったように思います。段階的にステップアップできたのも理解しやすく、ありがたかったです。」
「一つ一つのエクササイズに何度も、試行錯誤を繰り返しながらトライすることができ、仲間からもたくさんの刺激をもらえるとても贅沢な期間でした。
また、基礎からじっくりとマイズナーに取り組み、いざそれをシーンにどうやって生かしていくのか、その入り口までを実際にやらせていただけたことは、今後に活かす大きなヒントであり実感をいただいたと思っています。
仲間に恵まれたのも勿論ですが、クラスが始まってからの、壮悟さんの講師としての一人一人に対する丁寧な向き合い方があったからこそ、お互いをリスペクトし合える空気が生まれ、育っていったと感じます。
タイミングをおさえた的確なフィードバックは、自分が頂いた時はもちろん、人が受けている時を見ていて、安心して飛び込めるし、必要なら軌道修正してもらえる、信頼してこの場にいられると感じられるものでした。
同じワークでも1回1回出るものが違っていて、全員の変化が面白いし、自分もトライするのが楽しいと思いながら取り組める環境は本当にありがたいものでした。」
「濃密で、深く、互いに悩み、考えた場所はとても尊い時間でした。クラスの全員が、とてもいい刺激を受けていたと私も感じました。一人一人の何気ない発言にもたくさん学びが隠れていたと思います。
今までにも壮悟さんのワークショップには参加してきましたが、ここまで濃い繋がりができたのははじめてです。私にとってとても心強い味方ができました。」
「YouYouのリピテションから始まったことで、1つずつなんでこのワークをやるのかを実感しながら成長していけたのが楽しかったです。
丁寧に積み重ねた結果以前より相手から多くの影響を与えられるようになったり、お芝居の中で相手と一緒にやる意識が習慣化されて来ていると思っています。
失敗を許せる環境だからこそ、ここまで楽しくやれたのではないかと思っていて、本当に壮悟さん含め参加者のみんなに感謝しています。」
「同じメンバーで、少しずつワークを重ね、シーンまで体験できたことが良かったです。会話劇は役や目的を考えすぎてよくわからなくなる事が多く、苦手でしたが、もっとシンプルに取り組んでも大丈夫なことがわかり、安心しました。他の人のワークや発表会をみて、いいなと思うところや自分の課題を見つけることができたのもよかったです。」
【マイズナーワークショップ講師プロフィール】
西村壮悟 (にしむらそうご)
新国立劇場演劇研修所第2期修了。
舞台を中心にしながら映像でも活躍。主な出演作品に舞台『アルトナの幽閉者』 など。 『NO SHOW』 『ZERO HOUR~東京ローズ最後のテープ』 『日本むかし話』といったケネディセンターなど海外での舞台公演、プロダクションに出演。ストレートプレイ以外にもホスピタルシアタープロジェクトに参加し、主に障碍を持つ子どもと家族のための演劇を創作。2017年に文化庁新進芸術家海外研修制度でロンドンに留学。インパルス・カンパニーのスコット・ウィリアムズ氏から学んだマイズナーテクニックをベースに、演技コーチとして俳優指導を開始する。自身が演技指導者として活動する他にも海外の優れた指導者を招聘し、日本の俳優や俳優指導者に向けたワークショップを開催。これまでエイベックスアカデミー、THEATER LAB TOKYO、日本芸術高等学園、渡辺高等学院、劇団俳優座演劇研究所で講師を務める。
【ハラスメント防止対策ポリシー】
西村壮悟が主催するImpulse Company Japanはあらゆるハラスメント、特定の属性を持つ個人や集団を対象にした差別的発言・行動に反対します。
「共に創作をする、あるいは共に演技トレーニングをする仲間の存在価値を認め、敬意を払う」という価値観を最重要視します。
健全なトレーニングを逸脱することを起こさないために、まず上記の価値観を参加者の方にも周知するとともに、参加者が安全に取り組めるようにルールを設定します。
【ワークが安全で健全に進行されるよう以下の対策をとります】
・行うエクササイズは参加者個人のセクシュアリティ・年齢・経験等に配慮して進行します。また、上記のような参加者個人の属性に基づいた差別をしません。
・エクササイズの意図やルールを説明します。
・講師は参加者に対して暴言や暴力、恫喝、強要、威圧的な態度、無視等の行為をとりません。身体的な接触は指導のために必要な場合だけ、社会通念上適切な箇所にのみ行います。
・エクササイズの内容に不安がある場合、参加者はそのエクササイズへの参加を拒否することができます。また、講師は参加者の意見に合わせてエクササイズのルールを変更する等の対応を努力します。
・参加者の方に性的表現や不必要な身体的接触を要求したり、あるいはプライベートな事柄を開示するよう要求することはしません。
・台本を扱う際、性的表現や身体的接触、あるいは暴力が書かれているような場合、それを実行するよう求めることはしません。
・エクササイズに対してのフィードバックや感想など意見交換をうながし、どの参加者も発言の機会が得られるようにします。
・参加者にも他の参加者や講師に対するハラスメント、ヘイトスピーチや暴言、暴力等の不適切な行為を控えていただくようお願いします。万が一上記のような行為があった場合には、クラスを進行する講師として断固とした対応をとり、場合によってはその方の参加をお断りし、退室していただきます。
・参加者からいただいた連絡先へ、告知以外で連絡を取ることはしません。
・参加者から進行に関してご意見や苦情をいただいた場合には速やかに対応をとります。
・このガイドラインは、随時ふり返りを行い、必要に応じて改訂していきます。
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掲載者情報
| 担当者 | 西村壮悟 |
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