唇の世界 2016年作品
投稿者:kimabsinthe
投稿日時:2017/06/28 16:Jun:th |
作品タイトル:唇の世界
ログライン:
嘘に傷がついていた男(うそ)は、バス停で知的障害者の女(天真)に出会って、彼女に話をさせられました。
男は綺麗な言葉で嘘をついて、美しいおとぎ話をしてあげました。女はこの美しい話を信じ、心身の傷を受けましたということです。
あらすじ:
ある日、男はバス停でバスを待つ時、暗い天気に文句をいっていた。
そばにいる女は彼の綺麗な声に驚かれて、『おじさんは話をしてくれない?』といた。
バスが来て、二人ともバスに乗った。
女の要求に応えて、『唇の世界』という物語を言って上げた。
『昔の昔、人間たちの唇の上は奇妙な世界があった。そこの季節は変わらず、いつも季春の様子。天気が暖かくて、微風が吹いている。山の上、花が生い茂っていて、綺麗な鹿たちがいる。
花の海の中に雲に入るほど高くて、白いタワーがある。そのタワーの一番上に行ったら、世の中最も綺麗な景色が見える。しかし、そのタワーは階段がなくて、上に行こうとしたら、他人に綺麗な承諾をいわなければならない。一つの承諾を言うと、階段一階が現れ、どんどん言うと、上に行けるようになる。』
女はこの物語に魅された。
数日後、女は男の家に来て、口は血まみれ。
原因を聞くと、女はその物語を仲間に言って、信じてくれなかったから、自分の唇の上に針でタワーを作ろうとした。
男は女の傷口を綺麗にして、もう一つ物語を言ってあげました。
『針に刺された唇にはうそという花が咲く。』
物語が終わって、男は女に黒いマクスをして、黒いレインコートを着てあげた。
女が帰った後、男はマクスを外して、唇の傷が現れてくる。
企画意図:
この作品は僕の学部2年の頃書いた短編小説から改編するものです。テーマは『唇の世界』ですが、それはいろいろな綺麗な嘘に飾られている人類社会の具象化です。我々人間は生まれつきの純潔な心が持っていますが、成長していくと、いつの間に恥ずべき嘘つきになったりします。この嘘だらけの社会で、嘘で他人に傷をつけたり、他人に傷を受けたり、だんだん慣れて、嘘はこんなに恐れべきものと忘れていきます。
この作品より、現代都市で暮らしている都市人の心境と薄い人間関係を表し、もっと誠意ある人間関係呼びかけ訴えたいと思います。