台本を読んだことを、相手とのシーンで使える俳優へ|7/25オンライン読解+7/26少人数シーン実践
鍬田かおるです。
俳優・歌手・声優・ダンサーのための演技指導を20年以上行っています。
英国の演劇学校・大学院で学び、舞台・映像・ミュージカル・オペラなど幅広い実演家の指導をしています。
7月25日(土)夜と7月26日(日)に、台本読解とシーン実践をつなげる少人数制クラスを開催します。
今回ご案内する後半2日間では、台本を読んで理解するだけで終わらせず、翌日に相手とのシーンの中で実際に試すところまで扱います。
台本を読んでいるつもりなのに、声に出すと曖昧になる。
目的を考えているのに、実際に相手を前にすると、何をしに来た人物なのかがぼやけてしまう。
「もっと目的を持って」と言われるけれど、目的と目標の違いがはっきりしない。
セリフの意味はわかっているのに、相手とのやり取りになると準備してきたことが使えなくなる。
そうした経験がある方に向けた、オンライン台本読解と少人数シーン実践のクラスです。
【台本を読んだことを、翌日にシーンで試します】
台本を読むことは、とても大切です。
ただし、読んで理解したことが、そのまま演技に使えるとは限りません。
事実を整理する。
関係を考える。
目的を考える。
状況の変化を読む。
そこまではやっているのに、実際に立って相手に向かうと、何をしようとしているのかが曖昧になることがあります。
今回の後半2日間では、7月25日にオンラインで台本読解を整理し、翌日の7月26日に少人数でシーン実践を行います。
読むだけで終わらせず、声に出し、相手に向かい、実際に行動するところまでつなげます。
【7月25日|オンライン台本読解ブラッシュアップクラス】
7月25日(土)19:00-22:00は、オンライン台本読解ブラッシュアップクラスです。
このクラスでは、事実、推測、役の目的、関係、状況の変化を整理します。
特に今回は、目的と目標の違いをはっきりさせます。
この人物は、何を必要としているのか。
この場面で、何を達成しようとしているのか。
相手に、どんな影響を与えようとしているのか。
このシーンが終わる時、何が変わっている必要があるのか。
こうしたことを分けて考えることで、ただ気持ちを考えるだけでは見えにくかった行動の方向が見えやすくなります。
目的が曖昧なままだと、セリフは説明になりやすくなります。
目標が曖昧なままだと、シーンの中で何を積み上げているのかが見えにくくなります。
台本読解を、翌日のシーン実践につながるように整理する時間です。
【メタファーや象徴から、実感を深める切り口を見つけます】
自分ごとで演じるためには、ただ自分の感情に寄せるだけでは足りません。
役の人物として、その状況をどう受け取り、何を必要として、相手に何をしようとしているのか。
そこが具体的になることで、セリフが自分の中から出てくる感覚に近づきやすくなります。
そのためには、台本の中にある言葉や出来事を、意味として読むだけでなく、実感につながる切り口として見つけることが大切です。
シーンに出てくる物。
場所。
呼び名。
過去の記憶。
繰り返される言葉。
何気ない会話。
そうしたものが、役の人物にとって大きな手がかりになることがあります。
メタファーや象徴に気づくと、台本の読み方が急に立体的になることがあります。
一見ただの会話に見える場面に、関係性や対立、相手を動かすための大事な切り口が隠れていることがあります。
今回のオンライン読解では、そうした実感を深めるための読み方も扱います。
【少人数だから、読む力が育ちやすくなります】
台本読解は、一人で考える時間も大切です。
ただ、一人で読んでいると、自分がどこを飛ばしているのか、どこを思い込みで読んでいるのかに気づきにくいことがあります。
少人数で扱うことで、他の人の視点から気づくことがあります。
同じ場面でも、別の人がどこに注目しているのか。
自分が見落としていた言葉は何か。
何となく読んでいた部分を、どうすれば演じるための準備に変えられるのか。
こうした体験を増やすことで、読む力は育ちやすくなります。
知識として覚えるだけではなく、その場で考え、言葉にし、翌日の実践につなげる。
この流れがあるからこそ、台本読解が演技の力になっていきます。
【7月26日|少人数制シーン実践クラス】
7月26日(日)13:00-17:30は、少人数制シーン実践クラスです。
前日のオンライン台本読解ブラッシュアップクラスで整理したことをもとに、実際に相手とのシーンで試します。
台本を読んでいる時にはわかっていたことも、相手を前にすると変わります。
相手の声を聞く。
相手の目を見る。
相手の反応を受け取る。
自分の準備していたことが、その場で揺れる。
別の選択肢が必要になる。
そこからが、シーンの実践です。
準備した通りに再現することだけが目的ではありません。
読解したことをもとに、相手と関わりながら、何が起きるのかを確かめていきます。
シーンの目的。
状況の変化。
シーンの構造と対立。
相手とのやり取り。
役の立場から相手に向かい、声に出し、実際に行動するところまで扱います。
【役の人物として、身体ごと準備する時間です】
台本を読む、考える、想像する。
それだけでなく、実際に立ってみる。
歩いてみる。
相手に向かってみる。
服や靴が変わることで、身体の感覚がどう変わるのかも試してみる。
7月26日のシーン実践では、可能な範囲で、役の人物に合いそうな服や靴もご用意いただきます。
稽古用で構いません。
服や靴が変わると、立ち方、歩き方、座り方、相手との距離感、呼吸や声の出方が変わることがあります。
その変化を、実際に体験するためです。
役の人物として、身体ごと準備する。
現場と現場の間に、ただ待つのではなく、次の現場やオーディションに向けて、実際に試す時間を持つ。
それが今回のシーン実践クラスの大きな目的です。
【後半2日参加がおすすめです】
7月25日のオンライン台本読解のみの参加は可能です。
ただし、7月25日・26日は、できれば続けて参加されることをおすすめします。
7月25日に、まず台本を読む。
目的と目標の違いを整理する。
役の人物として、何を見て、何を必要として、相手に何をしようとしているのかを考える。
7月26日に、その読解を相手とのシーンで試す。
この流れがあることで、読んだことと演じることがつながりやすくなります。
台本読解だけで終わると、理解したつもりで止まってしまうことがあります。
シーン実践だけだと、何を根拠に試しているのかが曖昧になることがあります。
だからこそ、読解と実践を分けずに、翌日に実際に試すところまで進めることをおすすめしています。
7月26日のみの参加は受け付けておりません。
【作品名ではなく、参加者に合う題材で読む力を育てます】
台本読解やシーン実践で使用する題材は、参加者の人数、年齢層、経験、性別のバランス、当日の組み合わせに応じて選びます。
そのため、具体的な作品名やシーンは事前に固定して発表していません。
題材は、演劇の名作、映画化されている小説、映画脚本、古典作品、話題になった作品の一部などから、クラスの目的に合う抜粋を選んで使用します。
作品名で選ぶクラスではなく、参加者に合う題材を使って、読む力、感じ取る力、相手とやり取りする力を育てるクラスです。
【脚本家・演出家・監督の方も歓迎します】
7月25日のオンライン台本読解ブラッシュアップクラスは、俳優だけでなく、脚本家、演出家、監督の方のご参加も歓迎しています。
俳優がどのように台本を読み、どこで実感を持ち、どこで曖昧になりやすいのか。
目的や目標、関係性、状況の変化が、実際の演技にどう影響するのか。
そうした視点は、演出や脚本づくりにも役立ちます。
【こんな方におすすめです】
台本を読んでいるつもりなのに、声に出すと曖昧になる方。
目的や目標を考えているのに、シーンの中で使いきれない方。
「もっと具体的に」と言われても、どこをどう具体化すればいいのかわからない方。
相手とのやり取りになると、自分で準備したことが飛んでしまう方。
セリフの意味はわかっているのに、相手に何をしようとしているのかが曖昧になりやすい方。
メタファーや象徴、台本の中の手がかりを、演技の実感につなげたい方。
舞台・映像・ミュージカル・オペラなどで、台本読解と実践をもう一段つなげたい方。
それなりに頑張ってきた。
でも、もう一段つなげたい。
そう感じている俳優・歌手・声優・ダンサーの方に向けたクラスです。
【日程・参加費】
7月25日(土)19:00-22:00
オンライン台本読解ブラッシュアップクラス
参加費:9,000円(税込)
7月26日(日)13:00-17:30
少人数制シーン実践クラス
7月25日・26日 後半2日参加
参加費:24,800円(税込)
7月26日のみの参加は受け付けておりません。
各クラスは少人数制です。
定員に達し次第、受付を終了します。
満席後はキャンセル待ちでの受付となります。
【7月前半には、感覚とセリフを扱うクラスもあります】
7月前半には、感覚を磨くムーヴメントクラスと、少人数制セリフ実践クラスもあります。
7月19日(日)13:00-16:00
感覚を磨くムーヴメントクラス
参加費:13,000円(税込)
7月20日(月・祝)13:00-15:30
少人数制セリフ実践クラス
7月19日・20日 前半2日参加
参加費:23,800円(税込)
7月20日のみの参加は、過去受講者または事前相談制です。
前半は、感覚・身体・呼吸・声・セリフ。
後半は、台本読解・相手とのやり取り・シーン実践。
ご自身の課題に合わせて、前半のみ、後半のみ、または組み合わせてご相談いただけます。
【対象】
俳優、歌手、声優、ダンサー。
舞台・映像・ミュージカル・オペラなどで活動する実演家の方。
プロを目指して学んでいる方。
現場経験があり、もう一段ステップアップしたい方。
台本読解、目的、目標、相手とのやり取り、シーン実践を整理したい方。
オーディションや現場に向けて、読んだことを実際に使える準備へ変えていきたい方。
少人数で、具体的に試しながら力をつけたい方。
脚本家、演出家、監督の方は、7月25日のオンライン台本読解ブラッシュアップクラスへのご参加も歓迎しています。
【日程が合わない方へ】
日程が合わない方や、今の課題を個別に整理してから参加したい方は、個人レッスンもご相談いただけます。
台本読解、役の目的、身体や声の癖、現場前・オーディション前の準備、相手とのやり取りなど、お一人おひとりの状況に合わせて扱います。
いきなり少人数クラスに参加する前に、現在の課題を整理したい方にもおすすめです。
【申し込み・相談方法】
参加をご希望の方は、公式サイトまたはお問い合わせフォームよりご連絡ください。
どのクラスが合うか迷う方は、「7月後半クラス希望」と明記のうえ、現在のご経験、ご予定、扱いたい課題をお知らせください。
初めての方は、プロフィールや活動のご様子、ご近況もあわせてお知らせください。
公式サイトの詳細記事はこちら
https://kaorukuwata.com/july-script-reading-scene-class-2026/
2026年後半に向けて、台本を読んだことを、相手とのシーンで使える準備へつなげたい方は、ぜひこの機会をご活用ください。
【ハラスメント防止対策ポリシー】
当レッスンは、すべての参加者が安心して学べる環境づくりを大切にしています。
・厚生労働省ガイドラインに準拠し、あらゆるハラスメントや差別的言動を禁止
・講師は日本ハラスメントカウンセラー協会認定の相談員・カウンセラー資格を有し、安全な場を維持
・エクササイズは目的とルールを明確にし、年齢・経験・体調に配慮
・身体的接触は指導上必要な場合のみ、社会的に適切と認められる範囲に限定
講師自身が一般財団法人日本ハラスメントカウンセラー協会認定ハラスメント相談員ハラスメント研修を修め、ハラスメント相談員およびハラスメントカウンセラーとして認定されており、2025年、資格更新もしております。
詳細はHPの固定記事(2022年7月公開済)をご参照ください。
一般的なガイドラインですが「厚生労働省職場におけるハラスメントの防止のために」に準拠します。
あらゆるハラスメント、特定の属性を持つ個人や集団を対象にした差別的言動を禁じております。(時代劇など台本の文化背景で発せられる表現を除く)
健全なトレーニングを続けるために、参加者の方にも、折に触れてハラスメント相談員研修やハラスメントカウンセラー試験からの知見を共有するとともに、全員が安全に取り組めるようルールを確認します。
●安全およびハラスメント対策
参加者が心理的に安全な環境だと感じられるよう努力および工夫を続けております。
具体例
・クラスで行うエクササイズはご本人のご希望、ご年齢や属性、ご経験等に配慮しつつ進みます。
(なんらかの事情で困難が伴う場合、参加を中断していただきご見学をお勧めすることもあります)
・エクササイズ等は目的やルールをその都度、必要に応じて、繰り返し言葉をつかって、説明いたします(ご本人にも覚えていただく責任は生じます)。
・講師および参加者もお互いに暴力、恫喝等の行為をとりません。
・ウォームアップなどの運動時、演技のエクササイズ、身体のつかい方のガイド、癖を防ぐためのサポートなどでも、身体的な接触は指導のために必要な場合だけ、社会通念上、適切な箇所に限り行います。
一般的に水着で隠れるゾーンを触るおよび触らせることはなどありえません。
●安全およびハラスメント対策の詳細
参加者が心理的に安全な環境だと感じられるよう努力および工夫を続けております
具体例
・クラスで行うエクササイズはご本人のご希望、ご年齢や属性、ご経験等に配慮しつつ進みます(なんらかの事情で困難が伴う場合、参加を中断していただきご見学をお勧めすることもあります)
・エクササイズ等は目的やルールをその都度、必要に応じて、繰り返し言葉をつかって、説明いたします(ご本人にも覚えていただく責任は生じます)
・講師および参加者もお互いに暴力、恫喝等の行為をとりません
・身体的な接触は指導のために必要な場合だけ、社会通念上、適切な箇所に限り行います。一般的に水着で隠れるゾーンを触るおよび触らせることはありえません
原則、講師や参加者同士も事前に言語化し、お互いの許可をとってから適宜、身体に触れるエクササイズやレッスンも含まれる場合もありますが、ケガなどのリスクが発生する緊急自体に限り、許可なく参加者の身体に触れて止める場合もあり得ます
このセミプライベートレッスンには該当しませんが、
・演技クラスでは、台本の内容に関連せず、また社会通念上、不適切な性的表現や身体的接触を要求したり、あるいはプライベートな事柄を開示する要求をする場面はありません
性愛表現や暴力シーンなど、身体的接触を含んだ俳優同士の即興などはありえません、またそのような即興は禁じております
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